強い思いが奇跡を起こす

どんな姿でもいい 生きていてほしい

母親に対し、そう強く願った一人の女性のお話

 

強く思い、願えば

奇跡は起こるのだと目の当たりにした

 

意識が無くなった母を思い、

偶然手にした本に惹かれ、

藁をもつかむ思いで送ったメール

 

母に生きてほしい

 

その強い思いで

自分にできることは何かを、一生懸命に考え

DVDを見ながら、見様見真似で母に氣をあて

さだじぃ。先生の氣のプレゼントを母親にむけて

耳元で声をかけ、時に冗談を言いながら

母親とともに病と闘っていた彼女

 

メールを送りはしたが、本を出すほどの人

返信はないだろうと、半ば諦めていたという

 

ところが、丁寧な返信があり

まさか、と驚き

遠隔での対応を聞き

救われた気持ちだったという

 

たまたま、彼女のお母さまの入院先に程近いところにいた私は

病院へ

 

初めてお会いした時は、重い雰囲気で

表情も硬かった

 

現在の病状をさだじぃ。先生に伝え、支持を仰ぎ

施術を始めると

「信じられない。今の電話の人この本の人ですか?

 うわぁ!すごいすごすぎる 感動やわ

 お母さん、絶対良くなるで

 24時間テレビよりも感動する 涙出てきた

 こんなことって、あるんですね っていうか、これは奇跡や」

 

と興奮されたように話され、表情は緩み

いつしか、彼女に笑顔が

 

施術後は、氣のレクチャーをして

お母さまへのアプローチの仕方をお伝えした

「やります、毎日やります

 お母さん、がんばろうな

 生きててよ お金の心配いらんからな

 保険入ってるから、いてくれたらそれだけで良いんやから」

と笑いながら声をかけ、お母さまの手を握っていた 

 

弟さん夫婦も、私がいることを怪訝に思うこともなく

「僕にもできることがあったら、教えてください」

と家族の気持ちが一つになっていた

 

これまで、色々なクライアントさんを見てきて共通していることは

家族の思いが一つになり、強い思いで家族がチームとなって

病と向き合っている方たちには、奇跡が起こっているように思う

 

本人の気持ちも大事だが、

周りで支える人たちの気持ちも大事 

大切な人とは、少しでも長く一緒にいたいと思うもの

 

明日が来ることは、当たり前ではなく

朝を迎えられたのは奇跡

これまで生きてきた時間は、奇跡の積み重ねなんだよね

 

今回、彼女が1冊の本に出合ったことも

さだじぃ。先生と繋がったことも

全ては奇跡

その奇跡を起こしたのは、

“母に生きていてほしい”

という純粋な強い思いだけ

 

あれこれ考えず、自分の願うことにだけフォーカスしていけば

奇跡は起きるんだよね