夜勤明けのひととき

夜勤明け、お天気のいい時は

まっすぐ帰宅せず

ちょっと寄り道

最近は、人の通りも少なくて

ゆっくり散歩できる

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この時季、いつもなら花見の人でいっぱいなのに

今年は、この静かさ

 

橋から眺めるさまも綺麗で

 

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夜勤明けの疲れもほぐれていくよう

 

行き交う車も少ないせいか、空気も澄んでいて

大きく深呼吸したくなる

 

川を覗くと、鯉や亀

よく見るとナマズまでいた

小魚のうろこが陽の光を浴びて、キラキラ光ってる

その小魚を、川鵜が追いかける

 

珍しいものにも遭遇

大きなネズミのような、カピバラに似てるけどちょっと違う

ヌートリア

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車で通り過ぎていては、気づかないものばかり

 

自分の足で歩くと、小さなことにも気づけるんだよね

風がそよいで、花びらが舞い、花筏となる

時々風に乗って、花の香りが鼻をくすぐる

 

こんな状況の中でも、自然は私たちの五感を楽しませてくれる

 

世の中が、元通りの生活を取り戻しても

綺麗な空気、澄んだ空、清らかな川の流れは

そのままであってほしいな

 

 

長男からLINEが

「福岡さんの大きな筍と、京都産の小さな筍、どっちがいいかな?」

 

筍が好物の長男

どうやら、筍料理を作るようだ

 

子供たちが小さいころは、大多喜や長柄に竹の子掘りに行ったり

ご近所からも、毎日のよう筍を頂いた

 

春になると、食卓に並んだ筍料理

筍の炊きごみご飯に、筍の煮物

筍の味噌汁、筍の刺身、酢味噌和え、天ぷら、

チンジャオロースや春巻き、パスタにも

姫皮も捨てることなく、梅肉和えやサラダに

 

さて、長男はどんな筍料理を作るのかな

母との関係

母の好きそうなおやつを買い込んで

母の面会に行ってきた

 

コロナの影響で、最近は面会できておらず

洗濯物を取りに行き、体調や様子を職員から聞くだけ

2月末から会っていない

 

認知症が進んで、私のこともわからなくなっているのでは

と思い、

施設の玄関先でいい、ほんの数分でいいからとお願いし、会わせてもらった

久しぶりにあった母は、一回り小さくなったように感じた

私:「おやつ持ってきたよ」

母:「まあ、どうしよう。こんなにたくさん。ごめんね。」

と笑っている

私:「どう? 変わったことなかった。」

母:「ううん、何にもないわ。すいませんね。」

私:「何か欲しいものはない?」

母:「うーん、あるけど、、、自分で買い物に行きたいわね」

どこか、他人行儀に話す母

弟のことを話題に出すと、

母:「ずっと会ってないんですよ」

私:「ねぇ、私 誰だかわかる?」

  「マスクしてるから、わからないかな?」

母:「わかるわね」

でも、私の名前を呼ぶことはなく

私:「またくるね」

そう言って帰ろうとすると、私に向かって

母:「ありがとうね。大事な人だよね。親子だもんね」

 

驚いた びっくりした

母の口から、”大事な人”などという言葉を聞くとは思わなかった

 

子供の頃から、母との関係は

お世辞にも良いとは言えなかった

母に言われたこと、されたこと

とても辛くて、許すことはできないとさえ思ったりもした

認知症になってからは、それまでにも増して

私へのあたりは強くなった

それでも、産んでくれたことには感謝しよう

それだけを思って母に接してきた

 

その母が、私に向かってニコニコと穏やかに笑っている

腹の立つこともたくさんあったけど、

母に対して、怒ったり、怒鳴ったりしないでよかった

 

投げかけたものが返ってくる

 

もし、感情のままに母を責めていたら

この穏やかな笑顔は、見られなかったかもしれない

 

大事な人だと言ってくれたこと

穏やかな笑顔が見られたこと

そのことで、私のやって来たことは

間違いではなかったと思えた

これまでの、母に対する私の中のわだかまり

すっと溶けていくようだった

 

ここから、また母との新しい関係を築いていこう

 

 

 

 

 

ツバメが帰ってきた

今年も来たんです

ツバメ

 

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昨年、5年ぶりくらいに

やってきたツバメ

 

今年も来てくれるかな?

って思ってたら

帰ってきてくれました

 

思わず、「帰ってきたの。よくきたね」

って声をかけてた

 

2羽でせっせと

巣を補修している様子

 

4~5日前から、巣でじっとしている様子が見られるようになった

卵を抱えているのかもしれない

 

昨年は、4羽のひなが孵り

巣立っていった

今年は、何羽のひなが孵るかな

満月に祈る

昨夜の月も綺麗だったけど

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今夜の月も、眩しいくらいに綺麗

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さらに、今夜は今年唯一のスーパームーン

通常の満月と違い、

願いが叶うパワーも、いつも以上に大きいでしょう

 

こんなにきれいな月と、広い空を眺めていると

気持ちも穏やかに、大きく、ゆったりとしてきます

 

どうか、この状況が一日も早く治まり

本来あるべき姿に

当たり前な日常を取り戻せますように

と月の光を浴びながら祈りました

 

免疫力を上げよう

1ヶ月前、今の状況を誰が予想したでしょう

他人事だと思っていたことが、

今は身近な問題として感じていることでしょう

 

自分の身を守ることは、

自分に関わる大事な人たちを守ることにつながります

 

手洗い、消毒は大事です

そしてそれ以上に大事なのは、免疫力をつけること

どんなに万全を尽くしても、免疫力がなければ

感染した時、ウィルスに負けてしまいますから

 

免疫力を上げるには、

*食生活

*ストレスを抱えない

*質の良い睡眠

 

栄養バランスの取れた食事をとり、

ゆったり、穏やかに過ごす時間を持ち

ぐっすり眠ること

 

こんな時だからこそ、家族で食事を作り

みんなでゆっくり食卓を囲んでください

そして、いっぱい話をしてください

家族であっても、意外と気づかないことがあったと

新しい発見があるかもしれません

温かいお風呂にゆっくり浸かって、

できれば22時位から、遅くても0時には床に就いてください

ホルモンの分泌が活発になり

新しい細胞が生まれ変わるのは、22時から2時の間です

良い睡眠がとれれば、目覚めもいいですよね

 

あっ、それから

眠る前に、今日の反省なんてしないでくださいね

眠る前は、「今日も良い1日だったなぁ」って

楽しかったことや嬉しかったことを思い浮かべ、

明日はもっといい日になりますように

そう思いながら眠ってくださいね

反省して眠ると、眠っている間に

反省することばかりを、脳は探し

目覚めは反省から始まってしまうでしょうから

 

自分のためだけじゃないんです

愛する人たちのために、自分の身を守ってください

 

みんなで、この状況を乗り切りましょう

 

あたりまえの幸せ

3.11

あれから9年

 

毎年、この日をむかえると

気持ちが落ち着かない

音や匂い、人々の声

慌ただしく動き回る人

緊張と不安

あの日のことが、昨日のことのように思い出される

 

今年はいつにも増して、心がざわついたのは

世の中の様子が、どこかあの時と同じように感じたからだろうか

 

あの時はガソリンを入れるために、早朝からガソリンスタンドに並び

スーパーの商品棚からは物が無くなった

計画停電が行われ、生活の動きに制限がかけられた

卒業式や入学式も見合わせるところがほとんどだった

 

今はマスクを買い求め、早朝からドラッグストアーに行列ができている

卒業式やスポーツイベントの中止、甲子園までも

 

テレビをつければ、震災のことかコロナのことばかり

独りでいることが辛くて、助けを求めてしまった

 

普通に過ごせていることは、当たり前でなく

最高に幸せなこと

今は、それに気づくための時間なのかもしれない