氣の力ってすごいよね

三日ほど前、職場でのこと

 

ほっぺを真っ赤に腫らしたA子ちゃん

まるで、こぶとりじぃさんのように

垂れ下がるほどに腫れ上がっている

 

原因は、歯肉が炎症おこし化膿したから

 

すぐに頬を冷やすものの、発達障害があることから

こちらの言ううことの理解は難しく、じっとしていない

冷やしてもすぐにはずしてしまう

 

A子ちゃんに声をかけ、ベッドに戻るよう促す

やや興奮気味だったが、ベッドサイドに付き添い

脾臓や副腎、頬に手を当てているうちに

徐々に落ち着き、いつの間にか目を閉じている

「A子ちゃん、痛かったねぇ。大丈夫?」

「だいじょうぶ」とA子ちゃん

 

こっそりと、腫れ上がった頬に氣を流し、

特にしこりのある部分には丁寧に氣を流した

20分ほど付き添っただろうか

すやすや寝息を立て始めたので、ベッドを離れた

 

1時間ほどすると、車いすを自走して自室から出てきたA子ちゃん

それを見たスタッフ

「A子ちゃん、ほっぺたの腫れがひいてるねぇ。」

たしかに腫れが引いている。赤みもひいてほんのり赤い程度

熱感もほとんどなくなった

 

翌日、あんなに腫れていた頬は元通りに

 

A子ちゃん、腫れがひいて よかったね